アガリクス 免疫力強化
山口クリニック院長の本をご紹介いたします。
体の防御システム
免疫
最も注目される 新しい医学の流れ
山口クリニック院長 医学博士 / 山口 武津雄
アガリクス 免疫
1日に3000~5000個の癌の芽
癌の芽は免疫力によって 摘み取られ
人間の身体は癌に罹らないようになっています
年を取り免疫力が低下すると
↓
癌 生活習慣病発生する
白血球(好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球の5種類)が
外敵を攻撃して 身体を守る
好中球 単球 が直接細菌を攻撃
リンパ球が抗体の攻撃物質を作る
リンパ球は免疫細胞といって
2つの細胞に分かれる
1. 細胞免疫性 (T細胞 )
2. 液性免疫(B細胞)
抗体の攻撃物質を作る
白血球が放射線や抗癌剤などによって
少なくなるとたちまち抵抗力が減退し
肺炎などの感染症にかかりやすくなる
免疫力の仕組み
戦士
最初に骨髄の中で「幹細胞」として製造
成熟後
↓
免疫系
異物を排除する 2つに分かれる
- 細胞性免疫
免疫細胞が異物を直接食べたり
ウイルスに感染した癌細胞を攻撃して
排除する仕組み
- 体液性免疫
抗体という異物排除システムによって異物を排除する仕組みでこの抗体はリンパ球の一種である
T細胞やB細胞によってつくられる。
以上の2つの免疫システムで維持されている
主役戦士 免疫細胞 マクロファージがからだの要所をパトロール 異物を発見して食べる
↓
指揮官であるT細胞に様々な情報を報告し
応援を要請する
同時に
サイトカインという免疫生理活性物質(情報伝達の役目)をだして B細胞を活性化したり
マクロファージや戦士の好中球を活性化して異物を食べさせる
自然治癒力とは
早々に回復する人と手当をしても回復しない人の差は?
気力 体力 生命力の差
気を回復させる事
西洋医学では自然治癒力をホメオスターシス(恒常性維持)という
ホメオスターシスとは
不安定な体を維持する能力として気温の変化に応じて 体温を調節したり 血液や体液の各成分が
常に一定に保たれる仕組み
そして
↓
ストレス学説に結びつく
種類を問わず 有害な物質を受けた生体は、適応しようとホメオスターシス(自然治癒力)を発揮します。
↓
しかし 疲れ切ると病気になる
老化も免疫力の低下による
若く体力が有る時→活性酸を抑制する力とのバランスが取れている
加齢→活性酸を抑制する能力が極端に落ちる
免疫力の低下が老化に関わっている
胸腺の萎縮とリンパ球の変動が大きな要因
健康な高齢者→
若い時に比べてリンパ球数約30%減少
T細胞 35% 減少
B細胞 25% 減少
特にT細胞の減少が顕著で
機能面でも抗体の産生は若者時代の4分の1迄減少
老齢期に癌の発生が多い事と一致する
免疫力は鍛えて強化
免疫力を増強するには 自然の暑さ寒さに適応する体づくりをする事
自分に自信を持つ事もマクロファージやNK細胞が増えて免疫力が向上する
長寿の秘訣 お風呂好き
清潔を保ち 心身共に衛生的になる事で疲労回復につながり免疫力も高まる
そして 腹の底から笑う
↓結果として
精神神経免疫細胞の活性化につながり
心身の緊張を解放し
全身呼吸運動による血行促進と免疫促進につながる
栄養学の面からは
β―カロチは細胞の癌化
老化を 抑制
ビタミン C E
ビタミンB群 免疫機能を強化する
偏食無く バランスよく食べる事が大切
免疫力低下させる要因
【偏食】
偏った食生活や過度のストレス
老化などによって 免疫系は低下します。
【農薬の害】
農薬の害が心配される
化学肥料に頼り過ぎた農地の土壌は劣化して
そこで栽培される作物には
ビタミンやミネラルなどの微量成分が
かなり少なくなっている
米 塩 砂糖 など極端な迄に精白された食品は
豊富に含まれている微量成分がわざわざ捨てられている
↓ この事は
口にする食物が以前のものほど
免疫力を高めてくれるものではない事を意味している
例
難病 奇病に ミネラルが劇的に効くケースがある
↓ この事は
ミネラルが不足していた為に生じた病気が
ミネラルを補った事で体が正常に戻っただけの事
食生活の欧米化が最大の原因
動物性食品が多く 緑黄色野菜や 海藻類が不足し
食品添加物の多いインスタント食品が多い
米と野菜が中心の日本食 失われた結果
↓
自然治癒力や免疫力が低下
以上 山口 武津雄先生の著書をまとめて見ました。
著者
山口 武津雄(やまぐち むつお)氏
東大阪市に生まれる
旧姓 北野中学から、旧姓第八高等学校(現在の名古屋大学)
を経て、大阪市立大学医学部卒。医学博士。
吹田市民病院部長、大阪市立大学医学部講師、神戸薬科大学講師
などを歴任後 現在 山口クリニック院長、アレルギー研究所所長、
自然医化学研究所所長 日本医学会評議委員などの要職を兼ねながら
講演や原稿執筆 テレビ出演にと広く活躍している。
又
東洋医学、保険栄養学にも造指が深く
我が国における
保健食品研究の 権威者として著名。
著書には「皮膚トラブルの予防法」
「脱毛、白髪の予防と改善」
「ボケを防ぐ法」「危ない水道水」「タバコの害毒」
「泌尿器の主な病気」「ガン新薬・TNF」
「免疫の健康学」「免疫学」
「美と若さを保つ・ビタミンCとカルシウム」
「免疫力物質・ラクトヘェリン」
「細胞の元氣の元・コエンザイムQ10」
「若返りの物質・コラーゲン」
「美肌を保ち、病気も防ぐ、サラサラ血液で肌美人」
「消化管の保護者・プロバイオティクス」
「皮膚から侵入する毒素・経皮毒」
他多数の著書があり
今も超多忙の中で精力的に書き続けている。