歯原病 歯の病巣感染から発生する様々な病
FMコミ天放送原稿2019年10月14日
中島歯科の中島院長に
今回 ラジオ出演頂きましたのは
漢方薬の現場で常に疑問に思っていた事が
中島先生の歯原病によって
解明できたと考えたからです
全ての病気 医師に見放された
医師を見放した
そのような酷い 患者様が全国から
木室ミエコの元に来局します
為に薬の服用量も半端ではありません
医師さえ
手が付けられない程の クスリの量と
症状の患者さんばかり
武田薬品工業を MRとして
また MRを養成
医療従事者に数々の講演会をこなしてこられた
当局の管理薬剤師 中城先生迄が 驚く処方の方々です
間質性肺炎 間質性膀胱炎 突発性難聴 線維筋痛症
尋常性白斑 剥脱性口唇炎 突発性血小板減少紫斑病
クローン病 尋常性白斑 癌 腫瘍 脳腫瘍
桐沢型ブドウ膜炎 メニエール病 甲状腺腫瘍
人工透析宣寸の検査値 (クレアチニン値 尿素窒素値 E-GFR)
尋常性白斑 剥脱性口唇炎 冠状動脈瘤 肝臓静脈瘤
静脈瘤破裂 血管腫 多発性嚢胞腎 うつ病
肝硬変 肝炎 学習障害 成長期に身長ストップ
心筋梗塞 脊柱管狭窄症 突発性難聴 動物の癌
化学物質過敏症 統合失調症 学習障害 ADHD 自閉症
生まれながらの
アトピー性皮膚炎(ステロイド軟膏剤と内服 免疫抑制剤内服)
等々
現代医学では難病 原因不明と言われている患者様
が殆どです。
そのような 患者様達が一様に共通する症状が
舌の裏の静脈血管の黒々さです。
静脈血管の黒々さを取り除く事からはじまるのです。
例として 26歳 男性 福岡県
2019年10月5日初来局
体質改善薬 7日分 4.620円 お渡ししました
7日分服用後の問診では下痢が止まりましたとのことです
症状(主訴)】
・潰瘍性大腸炎かクローン病と言われた
(診断があったのは1年前)
最近、点滴を1か月に1回受けていたが、
全身に湿疹が出ている。かゆみがある。
手足の皮がむける。最初水虫かと思い、
イオウ軟膏を使ったがよくならず。
医者にきいたら「点滴か薬の副作用だ」と言われる。
寝られないくらい痒みがある。
【副作用歴】有 点滴か薬で手足の皮がむける。かゆみがでる
【医療機関の受診】有 内科(月に1回、2ヵ月に1回)
【現在の薬】
・プレドニゾロン錠5mg(ステロイド)
・バクタ配合錠(抗菌薬配合剤 サルファ剤)
・ミヤBM(宮入菌 整腸、止瀉)
・イムラン錠50mg(免疫抑制 クローン病の導入&緩解(維持))
・ポララミン注5mg 0.5%1ml 1管
・レミケード点滴静注用100 4瓶
下痢で
・プレドニゾロン錠5mg(ステロイド)
・イムラン錠50mg(免疫抑制 クローン病の導入&緩解(維持))
です
当局の管理薬剤師の中城先生曰く
この様な症状で
・プレドニゾロン錠5mg(ステロイド)
・イムラン錠50mg(免疫抑制 クローン病の導入&緩解(維持))
上記の処方は
医師もお手上げと思います
本日 漢方薬7日分服用で 下痢が止まりましたとのお電話
解毒剤が72.7% 下痢止めは9%
肺の熱を取り潤わせる剤が18%
酷い下痢の人に解毒剤 72.7%なんて
通常 恐ろしくてこんな処方できません
下痢が酷いのですから 胃腸薬と下痢止めに
終始するでしょう
しかし 舌の裏の静脈血管が黒々しい場合
下痢止めや胃腸薬を使用しても一切歯が立ちません
効かないのです。
下痢症状は気をつけませんと
薬を間違えれば 下痢が悪化して
下痢が続くと死亡してしまいます。
医師に 下痢が止まりました事を伝え
2つの薬剤
・プレドニゾロン錠5mg(ステロイド)
・イムラン錠50mg(免疫抑制 クローン病の導入&緩解(維持))
の量を落として頂けるように 中止できるように
して行かれて下さい。
この患者さんは どこにも腫瘍や癌も無い
この 毒素は一体どこから来ているのか?
殆どの症状の
酷い患者さんは
毒素抜きから始まるのです
「歯原病」
病巣感染で納得です。
何故?
毒素は体に熱を与えます
熱は気を食べる 異常に火照る熱は
体力が落ちる 気力が落ちる
消化力 消化吸収力 治癒力が落ちる
この毒素はいくら 血や気を与えても 破壊してします
五臓六腑の働きを抑え込み 働かないようにしてしまう
またその火照りは異常な量の汗に繋がり
汗を出し過ぎると津液が消える
肌が乾燥→次は筋肉が乾燥
皮膚病から 筋肉痛 狭窄痛 へと進むのです
その謎が
歯原病で解明できた気がします。
歯にある毒素を取り除く事で
此れまで
長期間に渡り服用されていた漢方薬を
短期間でやめる事ができる
また
歯原病で歯の病巣感染だけでは
長期間かかっていた治療期間が
漢方薬を服用して 体の中から 毒素を排出する
そして 病巣感染によって 痛めつけられた
それぞれの臓器
五臓六腑を 漢方薬で強化すれば
歯の治療の患者さんも
漢方薬服用の患者さんも 両方の患者様が
治療期間が短縮できると確信します。
皆さん こんにちは
今日は 「歯原病」という本を出版されて
「歯の神経は抜いてはいけない!」
事を啓蒙されている JR博多駅筑紫口
近くで歯科医院を開業されている
中島龍市先生にお越し頂きました。
【プロフィール】
1952年生まれ 歯学博士
1975年 立命館大学理工学部機械工学科大学院
中退 「疲労破壊を研究」
1982年 九州歯科大学卒業
1984年福岡空港の近くで中島歯科開業
1987年現在地へ移転開業 今に至る
2015年「歯原病」の本出版
3Mix-MP法認定医
日本歯科東洋医学会認定医
- 先生の挨拶
歯科医学を深く勉強していくと 歯の神経を抜かずに残していく事が どれだけ大切であるかと言う事が分かってきます。
しかし、歯の神経を抜かずに治療していく事は技術的に難しいし歯科医院の経営でも 難しいことでもあります。
此の事を開業して 35年間 努力してきました
そして 2010年 「歯原病」と言うものに出会ったのです
アメリカで出版された ジョージ、Eマイニーの
「ROOT CANAL COVER-UP」の日本語訳である
「虫歯から始まる全身の病気」片山恒夫監修という本です
この本を読んで大きな衝撃を受けました
1か月位 体が興奮して体が熱くなっていました
「神経を抜いた歯が全身の病気を引き起こす」のであれば
我々歯科医は抜けないじゃないか
どうしたら良いのか!
と言う事です
冷静になって考えてみますと その時 3年程前から
「3Mix-MP法」を取り入れていましたので
当医院では1年間を通じて
神経を抜く 治療は殆どありませんでした
歯を抜かずに「3Mix-MP法」を用いれば
「歯原病」の治療ができるのではないかと思いました
実行してみますと 非常によい結果が出ましたので
症例を集めて「歯原病」という本を出版しました
この「歯原病」という情報を広く 日本中に周知していく事
「歯原病」の治療をできる歯科医師を育てていく事が私のライフワークとなりました
「歯原病」とは何ですか?
A・ 失活歯(神経を抜いたは 或いは虫歯や外力により
神経が死んだ歯)が作り出す様々な全身の病気です。
病巣感染でもあります
具体的には
関節リュウマチ 全身性エリトマトーデス シェーグレン症候群
ベーチェット病 関節の炎症や変形(股関節大腿骨頭壊死
ヘパーデン結節など)多発性筋炎 皮膚疾患(湿疹 アトピー
蕁麻疹 乾癬など)肺線維腫 気管支喘息 不整脈 心臓弁膜症
甲状腺・副甲状腺疾患 潰瘍性大腸炎 正常眼圧緑内障
パーキンソン病 認知症 などです
- 病巣感染とは何ですか?
A,病巣感染とは原病巣(もともとの病巣)が原因となり、
遠く離れた部位に病気を起こす事である。
細菌やウイルスがリンパ球や抗体を刺激し
それらが過剰に反応する事
つまり 暴走して起こると考えられている
その為自己免疫疾患が多い
Q 自己免疫疾患とは何ですか?
A 自分の体が自分の体を攻撃する事です
先ほど 説明しました歯原病の症例の殆どが相当します
Q 歯原病の歴史は?
A数千年もの間 人類は虫歯で歯が痛んだら
その歯を抜く事しか できませんでした
つまり 基本的に治療できなかったのです
1905年にプロカインという安全な麻酔薬が開発されて
歯の神経を無痛下(痛みが無い)で抜くことができるようになりました
つまり
歯を抜かずに虫歯に痛みを取り除く事ができるようになりました
この事は大変 素晴らしい 価値ある事であります
1923年 アメリカの歯科医師 ウエストン・A・プライスが「DENTAL INFECTIONS」全2巻の本を出版して 失活歯(神経を抜いた歯)が引き起こす 全身の病気を極めて 科学的に証明しましたがしかし この情報は様々な理由により
隠蔽されました
70年後の1993年 1943年 に設立された A・A・E
(アメリカ歯肉療法学会)の設立メンバー の一人である
ジョージ・E・マイニーが「DENTAL INFECTIONS」
の抄録本(まとめた本)「ROOT CANAL COVER-UP」を
出版しました これによって 少しずつ
「歯原病」が知られていくようになりました
Q・「歯原病」の発生メカニズムは
どのようにしてなっているのでしょうか?
A・写真や図を用いて説明すると分かりやすいのですが
言葉だけでは 難しいかもしれません
簡単に説明しますと
歯は エナメル質で覆われています。
これは非常に硬い物質です その下に象牙質が有ります
歯を構成している殆どの部分に相当します
この象牙質は象牙細管という非常に細いチュープの集合体です
また 象牙質には歯の神経が入っています
この象牙質の奥にも 歯の神経が有ります
動脈 静脈もきています この神経は網の目状になっていて
非常に複雑な形をしています
つまり 歯の複雑な構造の故に 神経を抜くと
口の中の細菌が象牙細管の中に入り込んで 生き残るわけです
この最近が 酵素もない 栄養素もない 非常に厳しい
環境の中で絶え抜かれて スーパー細菌として
生き残ると言う事です
このスーパー細菌が強い毒素を産出して
「歯原病」を誘発すると言う事です
象牙血管内に生き残った細菌を死滅させる方法は
現在の歯科治療では 無いのですが
但し 「3Mix-MP法」だけが 可能性として 持っています
試験管の中 (インビトロといいます)では
出来ますが 実際の臨床においては(インビボといいます)
出来るかどうかは施術者のレベルに寄ります
言い換えれば 非常に難しい治療だと言う事です
口の中の唾液には 500種類以上の細菌が存在していますので
常に細菌感染の可能性がある訳です
細菌による 再感染に常に気をつけながら
治療していかなければなりません
Q・「3Mix-MP法」とは何ですか?
A・1998年 仙台の開業歯科医の宅重豊彦先生が3種類の抗生剤を用いた方法を開発し「3Mix-MP法」として発表しました
- 虫歯の自然治癒
- 象牙血管の中の細菌を死滅
この様な 2つの主な効能があります
虫歯に自然治癒ができるものとして
他にはドクベストセメントがあります
- 化学物質過敏症
A を飲むと歯が痛む Cの試薬を服用しても痛む
歯の根っこに生き残っている細菌をゼロは難しい
水酸化カルシウム できない