夏の暑は心臓を傷つけ 膀胱結石ができる季節です
FMコミ天 2021年8月9日にお話しました
しつこいですが
再度お話します
夏の季節は心臓を傷つけます
太陽は陽 だから 月は陰
陽は陽の臓器に入る 心臓は陽の臓器です。
夏の暑について
醫方集解に記載されている言葉です。
醫方集解は漢方医になる為の必読書です
300年前 全ての 漢方著書を
集大成して完成しました
※暑は陽の邪
故に蒸し暑い
暑は必ず
湿を兼ねている故に冷や汗がでる
暑の湿は心(心臓)にあるから煩わしくなる
肺を傷つけたら咽喉が渇く
脾臓を傷つけたら嘔吐と下痢
上の方に来て蒸すから(気が逆上)
頭痛や頭重感がある
暑は気を傷つけるから
故に倦怠感が生じてくる
(夏の暑さは気を食べる→倦怠感)
(心臓は肺臓を攻撃する臓器ですですから
肺臓が熱が原因での喉が渇く)
(※暑の湿は人を蒸す
脾臓の土が傷を受ける
故に手足が倦怠感で便が硬い
(手足は脾臓が主人だから
手足の症状は脾臓を解決すると治る症状がある 湿痰)
暑の熱は肺臓を傷つける
故に気がたりなくて心が煩わしい
口が渇き 尿が赤い
汗は心の液だから
(冷や汗以外 気持ちのいい汗は心の液ではない為
すっきりきつくない
すっきり気持ちがいい
冷や汗と普通の汗の違いを区別する事
心臓が疲れる機能低下すると冷や汗が出ます)
故に冷や汗が出て湿が盛ん
故に体が痛くて 体が重い
暑は気を傷つけるから→ 元気を消耗させる
故に脈が虚(弱く)で不足
医實曰く
暑に傷つけられ嘔吐したり鼻血をだしたりする者もある
暑に心を傷つけられると心が虚になり
血を産まなくなる
※暑の熱はみな陽の邪なり
表(体表 皮膚 )に在るのは 発熱する
裏(臓器)に在るのは下痢する
コレラみたいに 吐いたり下痢したり
それが上(肺臓)にある場合
煩わしく 咽喉が渇く
下に(大腸)在ると 便秘する
或いは熱の下痢になる
※木室ミヱ子
冷たい飲み物や食べ物は気が逆上しますので
コレラみたいに吐いたり下痢したり嘔吐するのです
身体の弱い人
特に肺臓と胃腸の弱い体質の方は
冷たい物で臓器が傷つきやすい
食べ物の結果は 3か月後に出るといいます
冷たい物で肺臓を傷つきますと
肺臓が熱を持ち
秋口に髪の毛がバサバサ抜けますよ
咳嗽もでやすくなりますよ
暑い中で仕事をしますと
膀胱結石が出来ます
膀胱結石に注意しましょう
火の気が焼け付くように熱い
精液が鬱結して 石になる
石が引っかかるから 尿の時痛む
則ち石淋となす
(注)石淋とは尿をする時 石がひっかかり痛む事
若し 膀胱結石でのたうち回る様な痛みでも
漢方薬は石をだして 痛みが消える
正常な状態に戻す事ができる漢方薬があります
薬事法上では 医師以外の人は
治すとか 治った 完治という言葉は
使用できない事になっています。
その為 たとえ正常な元気に戻りましても
健康状態にもどすとか 改善とか
痛みが消えましたという
記載の仕方になっています事を
ご了承下さい
ラジオの過去放送分はこちらから
「オータニ漢方薬局YouTube」で検索