白虎湯は 玄米に知母 石膏 甘草という 3種類の薬品を配合処方です

 

 

2022年12月24日 土曜日 クリスマスイブ 

13時から 15時迄

福岡サンパレスホテルにて

木室ミヱ子漢方薬講演会を開催致します。

講演タイトル

「驚異の漢方薬」

劇的に貴方の身体に変化が訪れる。

即効性が無いと、薬ではない!

漢方は 3000年の歴史を、ベースに処方されます。

ゲスト出演: 中島歯科医院長 中島龍市院長 

 

医食同源

 

歴代の 「方書」「本草書」

に記載され現在の漢方治療にも広範に応用されている

玄米 4~6世紀の薬物書(名医別録)

作用:玄米の味は甘く苦く 体を暖めも冷やしもしない

毒性はない 気力を増し 気分を鎮め 下痢を止める 

と記述している

 

約1700年前の後漢時代に著されたと推定されている

「傷寒論」には 玄米配合の処方あり

白虎湯がそれです

白虎湯は 

粳米に知母 石膏 甘草という

3種類の薬品を配合しています。

 

熱性病や糖尿病 皮膚疾患などの

極めて有効な方剤です。

 

  • 白虎湯  醫方集解の一部翻訳しました。

肺と胃に實熱がある

傷寒で脈が浮いて滑る

表に熱が有って 裏に寒がある

 

脈が浮いているのは表にある

滑るのは裏にある

裏が寒というのは傷寒を指す

則ち 

病の熱の大本だ

及び 三陽が合病

脈が浮いて大

腹部が膨満感で体が重い

側(横)になるのが難しい

口が不仁 おしゃべりが難しいし

顔に垢ができる

譫言うわごとを言って 

尿を垂れている

発汗させると 譫言を言うし

下剤させると

則ち頭上から生汗が出て来る

汗が出るのに 手足は逆に冷たい

自ずから 汗が出る

腹部が膨満感で体が重い

口が不仁(ハッキリした事が言えない

譫言を言う

陽明(大腸 胃腸)の證なり

 

顔が汚れる 少陽(三焦 胆嚢)の證也

 

 

ラジオの過去放送分はこちらから

オータニ漢方薬局YouTube」で検索