週刊新潮 ツムラが 国民を欺いた 「症状漢方」

 

 

以前書いた記事です 

未発表で終わっていました。

公開します。(2019年3月23日)

下記は 週刊新潮さんの記事からの抜粋です。

週刊新潮を読まれる事をお勧めします。

週刊新潮2018年9月14日号

 

ツムラが国民を欺いた

「漢方」の大嘘 

売り上げ1150億円 シェア8割独占

病院に行った際 

ごく一般的な西洋医学の薬と共に漢方薬を

処方されたら、

殆んどの人はそれを信じて服用するだろう。

無論 西洋医学だけでなく、

漢方について深く理解している 

医者であれば何の問題もない。

がその医者が漢方薬に詳しくなく 

漢方薬に使われる生薬の働きや

副作用について全く知らないまま、 

ただ単にマニュアルに沿って

処方しているとしたらどうだろう。

そんな医者は勘弁してほしい。

 

誰もがそう考える筈だが 

これは決してレアケースではない

そんな医者は そこらじゅうに存在する

医療現場にそうした 「異常事態」を出現させた 

最大の 元凶は 老舗製薬会社 「ツムラ」だ」

 

ツムラが協賛元も

医療従事者向け資料提供サイト 

「漢方スクエア」で常にダウンロードの

人気順の上位に入っているのは

「ツムラ医療用漢方製剤ラインナップ」

そこには疾患別に製品名と鑑別のポイントが

一覧で記されており 

素人でも処方できるのではと

 錯覚してしまうほどの「完成度」である

医者にとっては便利に違いない。

 

しかし この「マニュアル漢方」

こそが 日本の漢方を歪めた

元凶であり その影響ですでに

 深刻な副作用事案も起きているのだ。

同じ病気だからと一律に

同じ薬を用いるような 

治療方法は

処方の原則を無視した 

軽率な行為と言わざるを得ません

人を見て 脈診 舌診 (問診) 

など総合的に判断して 

処方するのが 本来の漢方薬です。

粗製濫造された 漢方専門医

日本東洋医学会が1989年から始めた 

漢方専門医認定制度もその一つ

当時 大学で講師をしていた 

兄から聞いたのですが 

ツムラの営業担当者が大学に来て 

漢方の専門医になりませんかと

宣伝していると言うのです。

日本東洋医学会の入会金と

 専門医になるための

判定料金を払えば 

専門医になれるとの事で 

認定審査に必要な

 症例報告と漢方的考察は 

ツムラのほうで書きますとも言っていたそうです。

漢方の「 か 」の字も分からないのにいきなり 

漢方専門医となった医師達は

専門医になったからと浅い知識のままで 

漢方を使い始め 

ツムラが儲かるという仕組みです

以上  週刊新潮の記事です

 

 

下記は週刊新潮で副作用があると指摘された漢方薬です

私は(木室ミエコ)

芍薬甘草湯 

抑肝散

十全大補湯

当帰芍薬散

六君子湯

大建中湯

葛根湯

小青龍湯

麻黄附子細辛湯 

補中益気湯

甘草

黄芩

を使用して 

これまで木室ミエ子は上記の漢方薬を使用して

副作用を出した事は一度も有りません

何故 でしょう?

中身の成分 効能効果を

しっかり

掴んで処方するからです

 

冷やさなければならない人に 

温める剤を使用すればどのような事になるでしょうか?

 

逆に暖めなければならない人に

冷やす剤を使用すれば

どの様になるでしょうか?

 

病院に行かれる方は重症の方が多いのですから

さじ加減を少しでも間違えれば

死亡させてしまう事になるのです。

 

 

病のある人は同時に

火や熱や冷えや乾燥や湿を

同時に体内に持っています。

漢方薬はそのような全身症状に

対応する処方でなければなりません。

 

 

衰弱して下痢症状のある人に

どのような性質の薬剤が含有しているともわからず

熱を取るだけの効能を見て

大黄 (緩下剤)含有の漢方薬を使用すれば

下痢が止まらず

酷い腹痛も発生して

死に至ります。

 

風邪を引いている人に 

補薬(血や気を与える滋養強壮薬)と分からず

血や気を与える 

漢方薬を与えたらどうなるでしょうか?

例えば 肺炎は 

五臓六腑全身に熱が廻った症状です

ですから  

死にまで至るのです。

 

そのような患者様に 体力をつけたい

気が不足だといって 補気剤を与えますと

急死します。

肺炎で五臓六腑にまわった火や熱に

油を注ぐようなものだからです

 

 

それは 副作用とは言いません

冷やさなければ ならない症状を

温める剤を与えた為に死亡しているのです

これは 副作用とは言いません

 

漢方薬の中にはいっている 

それぞれの 薬材の特質

性格を掴まずして 

処方するのが今の 「症状漢方」

温める剤が入っているのか

冷やす剤が入っているのかさえ見分けが付かない

単味の一つ一つの漢方薬を勉強していないからです。

副作用を出すのは当たり前です

 

漢方薬を勉強することなく

 重症な患者さんに 

漢方薬を安易に処方する 

これは大きな罪です。

無知とは怖さを知らない事に繋がります。

結果

自分の処方で患者様を死に至らしめても

罪の意識が無いでしょう。

漢方薬の処方違いで悪化させたという

意識が無いのですから

ただ ただ 漢方薬には副作用があるとして

自分の無知や罪を漢方薬のせいにして逃げている。

漢方薬を攻撃しているのが 

日本の現状です。

 

漢方薬は正しく使えば

副作用は一切ありません。

木室ミエ子は ラジオやブログで

言い続けています。

 

 

 

「」は週刊新潮の記事を抜粋です

「中国では 伝統医療の医師免許を持つ医者しか 

漢方薬を処方出来ないが 

日本では医師免許を持っていれば

誰でも漢方薬を処方できる」

漢方を侮っている。

此処まで 副作用をまき散らしているのは 

漢方薬の知識なく

漢方薬を扱って来た事が大きな 

副作用につながっているのです。

医療上の過失です。

 

週刊新潮 ツムラ 葛根湯で検索してみました。

 

安全なのか、危険なのか!

漢方の疑問 すべてに答えます

2017年10月 8日号

安全なのか、危険なのか! 漢方の疑問 すべてに答えます

 漢方業界が揺れている。

きっかけは先ごろ発売された

『週刊新潮』が、副作用で死者が出た事例を挙げ、

国内の漢方薬処方に疑問を呈したことだ。

だが、適正に使えば患者に

大きなメリットがあるのは事実。

副作用の実態を含め、漢方の正しい知識を改めてお伝えする。

『週刊新潮』9月14日、21日号では、

日本で処方される漢方薬について

大きく二つの問題点を挙げている。

一つは、国内最大の漢方製剤メーカーである

「ツムラ」が、本場中国から伝わってきた伝統医学(中医学)を歪(ゆが)めて日本独自の「漢方」を広めたとする点だ。

記事では、本来は中国のように

一人一人の患者に対して生薬を

「さじ加減」したオーダーメードの

漢方薬を作るべきなのに、

ツムラは自社が普及させたエキス製剤(既製品)に

健康保険が適用されるように働きかけ、

“風邪には葛根湯(かっこんとう)”などと

処方や手法を「マニュアル化」したと指摘している。

それによって〈漢方に詳しくなく、

漢方薬に使われる生薬の働きや

副作用について理解しないまま処方

している医師がそこらじゅうに存在する〉とある。
 

もう一つは、

そのようなマニュアル化された処方のあり方が

一因で甚大な健康被害が起きた、とする。

厚生省(当時)が1996年、

緊急安全性情報で「小柴胡湯(しょうさいことう)

の副作用で10人死亡」と

発表したことを記憶している人もいるだろう。

漢方薬の安全神話が崩壊したとして、

「小柴胡湯事件」といわれている。

『週刊新潮』の記事では

小柴胡湯を〈間質性肺炎で41人の命を奪った薬〉

として取り上げ、

そのほかの漢方薬の副作用事例も多数紹介している。
 

記事を受け、

漢方製剤メーカーの問い合わせ窓口には、

副作用を心配する声が多く寄せられているという。

日本漢方生薬製剤協会のホームページでは

9月15日、製剤メーカー66社連名による

「漢方製剤等における副作用について」

という文書が掲載された。

〈全ての医薬品には副作用のリスクは存在します〉

の一文から始まり、

副作用情報への取り組みなどが記載され、

混乱を収束させようとする動きがうかがえる。
 漢方薬は本当に”危険”なのか。

本誌では、読者が抱くであろう不安に即しながら、

さまざまな疑問について検証してみたい。 以上 週刊新潮の記事です。

木室ミヱ子のブログです