どこの病院に行っても治せないから来ました。

 

日本は健康保険があります

普通は3割の費用で医師に治療して頂く事が出来ます。

 

その為 まず 病院に行く

 

私の漢方薬は 病院に行っても治せない為 

私(木室ミエコ)の元の来られる方々です。

 

どの病院に行っても治らないから

また 来ましたと言われる。

 

病院の薬でボロボロにされて

私の漢方薬で完治した方達までが

どこの病院に行っても治らないから来ましたと言われます。

 

病院には国家という 

医療費用を100%から 70%出してくれる

パトロンとも言える 機関があります。

だから 

処方された漢方薬に効果が無くても  

通院する

 

木室ミエコの場合 

漢方薬が効かなければ来局されない。

だから 

懸命に漢方薬局の先生方は勉強される

そこが 病院と薬局の違い

 

最近 思います

 

余り ボロボロにならないうちに来て頂戴

私まで ボロボロになるじゃない

てこづらせないで ( 大変な思いをさせないで)

と冗談で患者さんに言っています。

 

中国医学の言葉に

「上工(じょうこう)は未病を治し、

中工(ちゅうこう)はすでに病む人を治す」

上工(じょうこう)とは名医の事 

中工(ちゅうこう)とは凡庸な医者の事です。

名医は病気を未然に防ぎ 

藪医者は病気になってから

やっと治療にとりかかるという意味です。

 

血液検査 レントゲン CT MR 検査での結果で

病気を掴むより遥かに前に

漢方薬は問診と舌診断 

全身の傾き具合

 肌の色 肌の乾燥具合 話し方 

全身の状態を見て判断します。

1を聞いて10を知るが漢方医学の世界です。

 

不眠と聞いただけで 

何処の臓器が原因で起きている事なのか

肝臓から? 肺臓から? 胃腸から? 心臓から? 腎臓から?

 どこが原因で起きているのか?

問診や舌診断で探ります。

しかし

西洋医学では 不眠では 

検査結果が正常と出た場合

重視されない。

どんなにきつい不眠であっても

気のせいでしょう 

睡眠誘導剤 若しくは睡眠薬をお渡しします。

経過観察しましょうとなります。

然し

漢方薬の世界では不眠は見過ごせない病の一つと考えます。