グロブリンを投与されておられるので、グロブリンの効果ではないでしょうか。※ブログ「突発性血小板減少性紫斑病で血小板が8000に低下漢方薬7日分で 10万に16日目で17万に改善です。」http://blog.livedoor.jp/ohtani_kanpou/archives/52064911.html(2013年08月19日)に頂いたご質問です。
この病気は、血管の出血によって紫斑病のアザが発症しています。
抗体が付着した血小板が脾臓により破壊されると、血小板減少症となります。
漢方の本には、胃腸に熱が有ると錦の紋が出来ると記載されております。
この錦の紋を私は紫斑病と考えました。
原因は熱が大半ですが、稀に寒の原因の場合もあります。
誤って、逆の薬を投与しますと死に至ります。彼女の場合、熱が原因でした。
肝臓、心臓、肺臓、腎臓、胃腸、脾臓の熱を取り除く必要がありました。
また、アザができると言う事は、胃腸が弱体化の為、血管が弱くなり内出血し易くなっているのです。血管を強くするには胃腸を強化する事です。胃腸を強化するには気を与え、湿や冷えを胃腸から取り除く剤が必要です。
グロブリンは白血球、赤血球を除いた免疫性血液製剤であり、各臓器の熱を取り除いたり胃腸を強化する事は出来ません。短期間で改善するにはグロブリンでは不十分です。
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